ゲワイちゃんと腰痛

慢性腰痛になっちゃったので治そうとする奮闘記

宇宙人に愛想笑いをしない

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腰痛が心因性のものだと言われたら、心当たりは大いにある。

 

一つはコロナだ。もうおよそ2年。長きにわたって日々命を狙われ続け、人に監視され続けている感覚はストレス以外の何者でもない。油断するとコロナになるぞ!迷惑かけるな!人流がいけないのだからじっとしてろ!人に会うな!

 

諸外国のように強制されているわけではないが、元来臆病で人の目が気になるタイプの私のような人間は脅迫じみた社会の雰囲気に抗う勇気もなく、おとなしく従い続けてきた結果ストレスが溜まり何度も発狂しそうになった。

 

二つ目はパート先の性格に難ありな人達との関わりだ。今は転職したので解放されてはいるのだけど、いま振り返っても、非が無いのに突然怒鳴られたりネチネチと嫉妬めいた事を言われたりする職場環境は思い返すと最悪だった。耐えていないでもっと早く辞めればよかったと思い返す。

 

私の悪いところはそこまで追い詰められていても、なかなかそれを表に出さないところだ。笑ってネタにする事によって自分の辛さに蓋をしてごまかしてしまうのだ。

 

なぜこうなったかは「無駄な争いを避けたい」という面倒くさがりな性格が大きく関わっている。 そしてこの性格は「争ったところで相手との真の分り合いはあるのか?」という諦めの思いから来ている。

 

相手の言動があまりにも理解できない場合、私は早々に相手を宇宙人認定して、分かり合う事をやめてしまうのだ。この場合の宇宙人というのはさんざん交流して友好的な関係を築けたと思い込んでたら突然侵略されるというようなタイプの宇宙人の事をいう。 こういう人とは分かり合えない。いつまでも平行線だしなんなら正当な理由もなくぶつかって疲弊する。 こんな風な思考から嫌な相手との関わりに関しては、衝突を避けネタとして昇華しようと、そう思ってきてしまった。

 

しかし。きっとコレが良くない。 嫌なことは嫌だと言って愛想笑いなどしてはいけないのだ。

 

アドラー心理学でいうところの「課題の分離」ができるようになればこのような悩みは解消されるんだと思う。 自分の課題と相手の課題をきちんと切り分け、それを行動に起こすことができるようになりたい。強くなりたい。 ひとまず愛想笑いをやめることから始めよう。